ことわざに「人はスイーツ無しでは生きていけない」という言葉はなくても、スイーツ無しでは人生楽しくありません!
また「ダイエット中だからスイーツは口にしない!」と頑張って無理をしても、結局は長続きしないことが多いですね。スイーツは食べ方を工夫すれば、簡単に太るものではありません。
甘くてもチョイ食べ(100 kcal)ならOK
『お菓子 = 太る』と思ってしまいがちですが、1日の摂取カロリーの10%以内の間食であれば栄養バランスを気にする必要もなく、肥満の原因にはならないと研究結果があります。ただし、おやつに食べるものが『甘いものだけ』になると、1日の摂取カロリーの5%を目安にしましょう。
市販菓子カロリー量(約100kcal)
不二家 カントリーマアム |
2枚 |
明治 きのこの山 |
7個 |
明治 たけのこの里 |
8個 |
グリコ ポッキー |
10本 |
有楽製菓 ブラックサンダー |
1本 |
ロッテ ゼロ |
2本 |
明治 ザ・チョコレート |
1枚 |
運動量にみあう必要なカロリー
スイーツを食べても『太らない』ためには、適度な運動が必要です。なお、多く運動する人はスイーツを食べる量を増えても脂肪になりません。いろんなスイーツを食べたかったら運動量を増やすと良いでしょう。
ダイエットを気にするあまり、むやみに食事を制限しつづけると、つねに疲れがぬけなかったり眠気がしたり肌荒れの原因に。さらには、新陳代謝の遅れのほかリバウンドしやすくなります。また、摂取カロリーだけをみてしまい、食事をおそろかにして菓子類(スイーツ)をおもに食べる食生活をすると、必要不可欠な栄養が欠乏したり、免疫システムの機能が低下したりして様々な体調不良や病気の原因になるからご注意。
主食(肉・魚・野菜などの食事)とスイーツは摂取バランスが大事です。
運動量を歩数であわらしている場合、徒歩で1,000歩の移動距離は約600~700メートルで換算。移動時間にして約10分です。
ハードに運動・仕事する人
毎日1時間以上の運動をしていたり、肉体的にハードな仕事をしている人。女性だと1日の必要カロリーは約2,000~2,500キロカロリーで、男性だと約2,500~3,000キロカロリー。
日課で運動する人
毎日30分~1時間の運動をしている人。女性だと1日の必要カロリーは約1,900キロカロリーで、男性だと約2,500キロカロリー。
徒歩で移動が多い人
歩きでの移動が多い人や、趣味や散歩で毎日5,000~8,000歩程度の運動をしている人であれば、女性の必要カロリーは約1,800キロカロリーで、男性であれば約2,200キロカロリー。
運動が少ない人
毎日の運動量が5,000歩未満の人。女性だと1日の必要カロリーは1,600キロカロリーで、男性だと1,800キロカロリー。
3時のおやつはゴールデンタイム
「食後のスイーツはベストタイミング」とも言われていますが、シッカリと量のあるランチを食べた後のスイーツは脂肪がつくことがあります。
これは、血糖値の上昇をおさえるインスリンと関係しており、多くのエネルギーが体内に入っても燃焼(消費)されない場合、インスリンはそのエネルギーを脂肪として溜め込んでしまいます。
なので、食後にカロリーの高いスイーツをおおめに食べて、エネルギー過多にならないよう注意しましょう。ただし、運動後のランチ・スイーツであればエネルギー燃焼効率と栄養補給をかねるので、脂肪がつく心配がなくなります。
じつは、スイーツを食べるのに最適なのはランチ後の2〜3時間後で、よく言われる『おやつの時間』がゴールデンタイムです。
この15時ごろの時間帯は、体内に脂肪を溜める原因となる『ビーマルワン』分泌が一番少なくなるので、摂取エネルギーを脂肪として蓄えにくくなります。このような理由で、スイーツは『おやつの時間』に食べるのが最適です。なお、夜になるほどビーマルワン分泌は増えるので、夜に甘いものを食べると太りやすくなります。
運動後のスイーツは脂肪にならない
甘いものを食べても太らなくする方法で、もっともオススメなのが運動後のスイーツです。運動はジョギング・ランニング、サイクリングのほか筋トレでもOK。
これは運動中に減ったグリコーゲンが補充されるタイミングを利用するもので、運動後に甘いものを食べてえられた糖質は筋肉に送られるため、摂取した糖質があまって脂肪になることがありません。
ここであげている『運動』の参考例としては、ランニングが約1時間、筋トレでは追い込みを入れた負荷が必要となります。ただ、運動慣れしていない人がいきなり1時間ほどの走り込みは無理なので『かるい早歩き』など、ジンワリ汗がでてくるくらいの低い運動負荷から始めてみてください。まずは、身体を動かす習慣からスタートしてみましょう。
血行促進や脂肪燃焼に『有酸素運動』は高い有効性があると、医療・スポーツ機関ではひろく知られています。
有酸素運動とカロリー消費については、以下のページに掲載しています。
https://sakura.asobiing.com/calorie-consumption/